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回答(3)
債権単体で見ればそうなのですが、いわゆる市況のパイはそれよりずっと大きいので、その全体として見れば好況と言えます、ごくごく単純に言えば、ですが。
金利低下という事は市中に出回っているお金が多い事を意味します。カネが沢山ある、つまり景気が良いという事です。
好不況は、単純に言えばカネの回転速度でしかありません。早く回れば好況です。早いと足らなくなるので資金供給も不可欠です。ここで政策金利を上げるとか資金供給を減らすと、資金不足になって回転が落ちます。過熱したバブルを冷却できる。
逆に、金利を下げて資金供給も増やしてやれば、カネが余る、単に持っていても何も増えないので、どっか投資でもしてみよう、事業拡張とかベンチャーでもいいし。
で、カネが回っていけば景気が良くなる、、、ハズ。という理屈です。
もちろん、現実にそんな簡単に行けばFRB議長なんてサルに任せられますけど。
投稿日時 - 2018-02-17 18:18:21
うん、勘違いしてますね (^_~;;
質問者さんがお読みの解説書は、経済全体についての解説書ではなくて、証券界、とりわけ、「債券市場」についての解説書だと思われます。
で、質問者さんの頭にある「市況」は経済全体についての市況。
故に、話が噛み合いません。
例えば、世の中不景気で、銀行に預金しても金利ゼロ、株式に投資しても配当ゼロ。今後、益々状況は悪くなって、預金はマイナス金利。株式投資は、投資先が倒産すると予想される場合。
言葉を換えれば、世の中の経済は益々不景気になると予想される場合に、
ここに絶対倒産しそうにない公社やトヨタクラスの会社があって、それらが発行している債券には金利1%の利息が付く、としたら、世の人々はどうするでしょう。
当然、その債券を「買おう」とします。すると、それらの債券は価格が上がるのです。
「ま、これくらい利益が出ればOK」と思う人は売り、「もっと価格が上がる」と思う人は買う。つまり、売買が活発になるのです。それに伴って、証券会社は手数料が儲かります。
そうなった状態を指して、「債券市場の市況が好転した」と言うのです。
決して、日本経済が好転したわけではありません。くどいですが、益々不景気になる、悪化すると予想されるわけです。「株式市場の市況は益々悪化」「石油先物市場の市況は大きく暗転」 等々・・・ 。
日本経済、ほかの市場市況、が悪化するから、「債券市場の市況は好転する」のです。
余談ですが、日本経済が好転して、ほかの市場でも3%4%の利益が得られるようになると、利率1%程度の債券は見向きもされなくなります。
投稿日時 - 2018-02-17 18:12:23
http://www.mermaid-tavern.com/taro/iec/ie1/ts2_0001.html
では?
投稿日時 - 2018-02-17 17:06:38